自分の“好き”の見つけ方|私がお気に入りを増やしている理由

お気に入りのポーリッシュポタリーのマグカップ

こんにちは。

今回は、私なりの「自分の好きなものの見つけ方」について書いてみようと思います。

というのも、私は以前、自分の好きなものがよく分からなくなっていた時期がありました。

けれど、日々の小さな選択から少しずつ「これは好き」「こういうものがいい」と自分の気持ちを確かめていくうちに、少しずつお気に入りが増えていきました。

今では、自分で選んだものに囲まれて暮らすことが、日々の小さな楽しみの一つになっています。

そんな私が、どうやって自分の「好き」を見つけていったのか。

子どもの頃の思い出も交えながら、綴ってみます。

▼目次


小さい頃の私は、わりと自分の「好き」がはっきりしている子どもだったと思います。

たとえば、お気に入りのワンピースがありました。

濃い色のデニム生地に、小さな白い花の刺繍があちこちに施されたもので、今でもその可愛さや手触りを鮮明に覚えています。

綺麗な石や貝殻、シーグラスも好きでした。

どんぐりもたくさん集めていました。


自分の「好き」が分からなくなった理由|周りに合わせていた頃

そんな私が、一体いつからなのか、自分の好きなものが分からなくなっていました。

正確には「分からなくなった」というよりも、周りに合わせて自分の気持ちを押し込めるようになってしまったのだと思います。

それは当時の私なりの協調性であり、優しさだったのかもしれません。

けれど、そんな風に自分の影を薄くして周囲に合わせているうちに、「本当の自分の良さまで失ってしまうのは勿体ないのでは」と思うようになりました。

何かを「好き」だと思う心そのものが、大切な私らしさの一部なのだと気づいたからです。


自分の「好き」の見つけ方|まずは小さな「好き」から

そう思い始めてから、私は自分の好きなものを少しずつ集め始めました。

最初は、ほんのささやかなことから。

「今日は何が食べたい?」と、本当にそんなところからでした。

今までなら「何でもいい」と答えていたような場面でも、自分に問いかけてみる。

今日はこれが食べたい。

この色がいい。

こっちのほうが心地いい。

そんな小さな選択を重ねていくうちに、自分の好みが少しずつ見えてきました。

そのうちに、自分が着たい服も少しずつ分かるようになってきました。

「今日はこんな姿で歩きたい」

それに気づいた日、あの花の刺繍のワンピースを着て駆け回っていた、かつての自分を思い出しました。

とても懐かしい感覚でした。

それから、自分がどんな部屋で暮らしたいかを考えるようになりました。

「好きな色は?」と聞かれるとまだ迷ってしまうけれど、椅子はダークブラウンがいい。

そんな風に一つひとつ選んでいくうちに、少しずつ部屋の景色が変わっていきました。


お気に入りのものの選び方|価格より「自分で納得して選んだ」という実感

今、この部屋にあるものは、すべて私が自分で選んだもの。

自分で考えて、ときには悩んで、その末に「これがいい」と決めたものです。

そんなふうに選んだものには、やっぱり愛着が湧くみたいです。

私の部屋の中のものは、決して高価なものばかりというわけではありません。

どちらかというと、コスパ重視な性分ではあると思います。

それでも、値段の上下に関わらず、「私なりに考えて納得して手元に迎えた」という実感が何より大事なのだと思います。

「安かろう悪かろう」は、感じたことがありません。

紆余曲折を経てわが家に来てくれた時点で、たとえ世間的には二束三文のようなものであっても、私にとっては大事な我が子のように感じられます。

おそらくですが、大切な自分が選んだからこその「お気に入り」なのかもしれません。

たとえば、子どもが自分にくれたプレゼントを、大切に手元に置いておきたくなるような。

同時に、お気に入りのものに囲まれて暮らすことで、自分のことも日々喜ばせてあげられている気がします。


お気に入りを増やす方法|自分らしい部屋を少しずつつくる

こうしてお気に入りを少しずつ増やしていくと、部屋そのものもだんだん自分らしいものになっていきました。

けれど、いまだに、どんなものを選ぼうか決めきれないときもあります。

たとえば、長らくテーブルがほしいなと思っているのですが、ローテーブルがいいのか、デスクがいいのか、薄い色がいいのか、濃い色がいいのか、一年経ってもまだ定まっていません。

けれど、そういうときは無理に選ばず、いったん棚上げすることにしています。

今の私に選べるところから。

それでいいと思っています。

きっと何事にも縁やタイミングがあると思うので。

それでも、フライパンはこれ。

ブランケットはこれ。

マグカップはこれが好き。

こういう肌触りのものが落ち着く。

そんな小さな「好き」を丁寧に一つずつ選んできました。

そうしてできた部屋だからこそ、こうして部屋中のものを眺めていると、できればずっとこの子たちと一緒に暮らしたいなと思ってしまいます。

もちろん、事情によって手放すこともあるでしょう。

それでも、その別れを含めてさえ、大切な思い出のように感じられます。

そんなふうに思える大切なものに囲まれていることに、穏やかな喜びを覚える日々です。

自分なりの好きなものに囲まれた暮らしというのは、いいものだと感じます。


いくつになっても「好きなもの」を集める楽しさ

こうしてお気に入りを増やしていくうちに、自分がどんなものを好むのかも少しずつ分かるようになってきました。

どうやら私は、一つのものを手入れしながら、できるだけ長く使いたいタイプのようです。

歴史や古い建物、アンティークは元々好きでしたので、そこからの影響なのでしょうか。

ターシャ・テューダーのお家とか素敵だなと思います。

もちろん、好みは違いますので真似をしたいというわけではないのですが、彼女の「自分の好きへの素直さ」にはとても共感しています。

今、こうして少しずつ好きなものを集めていると、ふいに幼いかつての自分を思い出します。

クッキーの空き缶という名の宝箱に、綺麗な石やシーグラスを詰めていた姿。

あの頃のキラキラとした気持ちは、見えなくなっていただけで、ずっと私の中にあったのか。

この歳になって、そんなことに気がつきました。


自分の「好き」を大切にする暮らし|お気に入りを増やしている理由

あの頃感じていた「自分の好きなものを自由に選び、大切にする楽しさ」を、これからも大事にしていきたい。

そして、そんな自分だけの良さをこれからも育んでいきたい。

今はそんなふうに思います。

けれど、自分の好きなものがわからないときも、それはそれで、今の私。

いきなり「これが私の好き」と答えを出す必要はないかもしれません。

「今日は何が食べたい?」

「どんな服を着たい?」

「どんな部屋で暮らしたい?」

そんな小さな問いから、自分の気持ちを一つずつ拾っていく。

そうして選んだものが少しずつ増えていくと、自分の「好き」や、自分らしい暮らしもほんの少しずつ見えてくるような気がします。

それが、私が日々の暮らしの中で「お気に入り」を増やしている理由です。


▼私が集めてきたお気に入り

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