日常の小さな幸せの見つけ方|私が「幸せの手札」を集める理由

小さな幸せを書き溜めてきた手帳

こんにちは。

突然ですが、私は日常の中に小さな楽しみをいくつも持っています。

おいしいものを食べること、読書をすること、自分のために料理をつくること。

ほかにも、その日の気分や体調に合わせて「今日はこれを楽しもう」と選べるものが、少しずつ増えてきました。

おそらくですが、私はどんなコンディションの自分に対しても、それなりの楽しさや安らぎを与えてあげられると思っています。

それは決して、特別な才能があるからではありません。

単純に、これまでの人生で集めてきた「幸せの手札」が多いからなのだと思います。

今回は、私がなぜ日常の小さな楽しみを集めるようになったのか、そして、どうやって自分に合う楽しみを少しずつ増やしてきたのかについて書いてみます。

▼目次


日常の小さな楽しみを集める理由|自分に合う幸せを知る

以前の私は、一日中駆け回っているような、ノンストップな日々を送っていました。

それ自体は決して悪いことではなかったと思います。

そこで得られた経験も友人たちも、かけがえのないものです。

けれど、少しずつ自分自身の内面と向き合う中で、私は「本当の自分を喜ばせてあげたい」と願うようになりました。

幸せや楽しみの形は、本当に人それぞれです。

誰かにとっての楽しみが、別の誰かにとっては退屈だったり、緊張するものだったりすることもあります。もちろん、逆もまた然り。

だからこそ、自分が何を好み、何を避けたいと感じるのか、それを知り得るのは世界でただ自分ひとりだけ。

つまるところ、私は根気強く、そしてゆるやかに自分自身と向き合う中で、自然と自分の幸せや楽しみに気づいていったのだと思います。

もちろん、一朝一夕で得られたものではありません。

広い川辺でちらっと光る砂金を拾い上げるような、そんな日々だったと思います。


小さな楽しみを集めること、そのものが楽しい

さて、察しのいい方はすでにお気づきかもしれません。

私が日常の小さな楽しみを集める理由のひとつは、単純に「探して集めること」自体が楽しくなってしまったからです。

川辺で金色の粒を見つけ、きらめきを集めていくのが好きになってしまったのだと思います。

たとえば、私はどちらかというと一人旅はあまり好まないようです。

さらに、常に誰かと一緒にいるよりは、静かに一人で落ち着ける時間を好むところがあります。

つまり、一人のおうち時間を充実させてあげることが、私自身の充電時間を温かくサポートすることにつながるわけです。

では、「どんなふうに充実させてあげようか」。

そんなことを考えたり、調べたり、試してみたり。

そういった時間そのものが、私にとっては単純に楽しく、少し幸せだったりします。

少し逆説的かもしれません。


自分を喜ばせる方法を増やす|生涯のサポーターでいたい

そして、小さな楽しみを増やしているふたつ目の理由は、自分自身を喜ばせてあげたいから。

シンプルですね。

まず、私自身の価値観として、人として生まれてきた生きとし生けるものみんなの日々が、少しでも幸せなものであってほしいと、漠然と祈っているところがあります。

いわんや、生涯連れ添うことになる自分自身をや、です。

私は自分を楽しませ、喜ばせ、安心させてあげたいと思っています。

それは、生涯味方でいてあげたいという感覚によく似ていると思います。

私は、自分自身の一番安心できるサポーターでありたいのです。


「幸せの手札」を増やす|今の自分に合う楽しみを見つける

そういうわけで、今まであらゆる状態の自分を観察し、「今の自分にはこれが合うかな」「これは違ったな」と、色々な手札を試してはストックしてきました。

世間でもてはやされているご自愛方法の中には、私にはまったく合わないものもたくさんありました。

そのことに、昔はよく驚いていました。

私の感覚が世間と違うのかな、なんて考えたことも。

でも、今はそれが当たり前だと思いますし、それでいいのだとも思います。

なぜなら、私たちは全員この世界で唯一の存在で、同時に一瞬ごとに変化していくものだからです。

極端なことを言えば、昨日の自分と今日の自分では、好むものが全く違う可能性だってあるのです。

そういう意味では、試してみて「これは違う」と分かることも、今の自分の好みや心地よさを知るための大切な手がかりになります。

そして、その手札を探すプロセス自体も、多かれ少なかれ私を喜ばせてきたのではないかなと思います。

たとえば、読書をする日もあれば、料理をする日もある。

何かを調べたり、植物を眺めたり、家でゆっくり過ごしたり。

その日の自分に合わせて「今日はこれにしよう」と選べるものが増えていくと、日常の中に小さな逃げ道や安息地がたくさん増えていくような気がします。


自分を大切にするために|人生の手綱を自分で握る

もちろん、これからの私はこれまでの私から変わっていくものなので、今までの手札もまた、じきに合わなくなることがあるでしょう。

終わりのないことだと思います。

でも、だからこそ良いのだと思います。

自分の幸せや楽しみを、その時々の日常の中で探すことは、まさしく自分を大切にすることにつながります。

これも持論ですが、人生、楽しいことが多いに越したことはありません。

楽しみを味わい、幸せを感じるための人生なのだと思うからです。

もちろん、悲しみや苦しみを否定しているわけではありません。

それもまた大切な人生の一部。

無理に目を逸らしたりする必要はないと思います。

ただ、そんな時でも、ほんの少し気持ちを緩められる息抜きの「手札」があればいい。

そう感じます。


私が日常の小さな楽しみを集める理由

私が、たとえば深い悲しみや困難の中でさえ、少しでも息抜きができるよう心がけているのは、いつも自分で自分の人生の手綱をしっかり握っていたいと願っているからです。

人生は、主導権を手放してしまうにはあまりにももったいない。

そのくらい、大切なものだと思っています。

どんなときでも、ほんの少しだけでも、自分に幸せを贈ってあげたいのです。

そのために、私はこれからもその時々の自分に合う小さな楽しみを探していくことだろうと思います。


今日の自分には何が合うだろう。

何をしたら、この忙しさの中、少し息がつけるだろう。

そんなふうに考えながら、少しずつ「幸せの手札」を増やしていく。

それは、自分を大切にするための小さな習慣でもあり、同時に、日々を楽しむためのささやかな遊びでもあるのかもしれません。

これが、私が日常の小さな楽しみを集める理由です。


▼私の幸せの手札のひとつ「料理」について

【自炊を続けるコツは“自由さ”だった|私が自分のために料理をつくる理由】

▼「読書」について

【読書の魅力と楽しみ方|私にとって読書は旅であり、休憩所】